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*ベイズネットワーク(Bayesian networks) [#aa308be8]
-特定の問題とランダム変数との関係を簡潔に表す図.
-ランダム変数は確立用語ではよく事象と呼ばれる.



*参考 [#i70c1d0e]
>ベイズ理論に基づくスパム対策
ベイズ理論に基づくスパム対策アプリケーションは、ポール・グラハム氏が2002年に発表した論文「A Plan for Spam」に端を発する。このアプローチはすぐに多くの開発者に受け入れられた。ベイジアンスパムフィルターは、ある特定の言葉がスパムの兆候を示し、ほかの言葉はメッセージがまともであることを示す、という考え方に基づいている。内容採点型のほかのタイプのフィルターもこの考え方を用いているが、ベイジアンフィルターの場合、スパムの兆候を示す言葉と特徴の独自のリストを生成し、手動で作成するリストを必要としないという利点がある。
 ベイジアンフィルターはまず、スパムだと分かっているメールの集まりと、まともなものだと分かっている別のメール群を調べる(事前情報)。これら2組の内容――メール本文だけでなく、ヘッダ情報、メタデータ、単語の組み合わせ、フレーズ、さらには使用する色の指定情報を表すHTMLコードまで――を比較する。この結果から、以後受信するメールがスパムか否かを効果的に判断するための、言葉つまりトークンのデータベースを構築する。
 ベイジアンフィルターは、メッセージの文脈全体に配慮する。例えば、スパムメッセージの件名にはよく「無料」という単語が含まれているが、まともなメッセージにもこの単語が使われることがある。ベイジアンフィルターはこの単語に気付くが、メッセージ内のほかのトークンも調べる。なぜなら、大事なメールを間違えてスパムと判定すること(偽陽性の判断)は、スパムの一部をまともなメールとして通してしまうよりも問題が大きいからだ。

> 英国の牧師、トーマス・ベイズ(1702〜1761)は、「An Essay Towards Solving a Problem in the Doctrine of Chances」の著者として知られている。1763年、ベイズの死後に発表されたこの論文は、今日「ベイズの定理」として知られる、ある事が起きる確率を、関係はあるが別の事象に基づいて予測する方程式を示している。

cf.
-ITmedia エンタープライズ「スパム対策に欠かせないベイズ理論とは? (1/2)」
--2005/02/07 20:17
--http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/07/news069.html


*参考文献 [#w18bcb40]
-ゲーム開発のためのAI入門
-Bayesian Network tools in Java (BNJ)
--http://bnj.sourceforge.net/
--ベイズ分析のためのオープンソースJavaツールキット

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