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 [[GraphicalStorytellingForHistoricalInfo]]
 
 試作したシステムを,あらかじめデータを入力した状態で使用してもらい,その様子を観察した.大学院生数人に使用してもらった,観察によって得られた知見と,使用者からのコメントに基づいて考察する.
 
 こんな需要あるのか? もっとも関係性を多く持つタイムラインはどれか
 
  横から見た際に,ばねモデルによる2次元平面でのレイアウト結果が最適化されていても,そのレイアウト結果による配置のまま真横から見た際には,オブジェクト同士が重なってしまう.そこで,真横から見た際には,timeline用のレイアウトアルゴリズムを適用するなどの対処が必要となる.ゆっくりと回転させることで対応した.ゆっくりと回転さることで,オブジェクト同士の重複が回避される.平面上で近くに配置されているオブジェクトは,回転しても,注目しているオブジェクトの周辺を回転するため,画面内にとどまる.また,回転させることによって,遠くにあるほど,長い周期で画面を横切ることになる.これにより,ユーザが注目していないオブジェクトでもユーザの目に留まることによって,同時代に生存していたい人物などを発見することができる.
 
 歴史だけではなく,被験者自身の研究分野の研究者と発表論文の履歴などが入力されていると見てみたい、もしくは,入力してみたいといった意見が得られた.今回は,入力された情報に興味が持てなかったためと思われるが,上述したように,視覚化されるデータに興味があれば積極的に利用してみたいといった意見が多く得られたことは,視覚化手法やシステムの評価としては有効だったと考えることができる.
 
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