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 以下の頭文字列.&br;
 cf. Wurman, Richard S.(1989), Information Anxiety, Dell Pub. Grp. Inc.,(松岡正剛(1990), 「情報選択の時代」, 日本実業出版社)
 
 :位置(Location) | 
 場所によって情報を区別する方法である.例えば,ある製品に関して発生してくる情報は無限でも,それを場所別に分ける時に使う地域とか国の数は有限である.場所毎に情報をまとめると分かりやすい例が旅行案内である.国別になっているから利用しやすい.また,地域別になっているから,目的に合わせて必要とする情報に容易に辿り着くことができる.
 
 
 :アルファベット(Alphabet) | 
 26文字毎に情報をその頭文字で分けるということは,辞書や電話帳など良く利用される.この26文字のアルファベットは,私たちが情報を探す際の支援情報となっている.
 
 
 :時間(Time) | 
 過去から未来にかけての事象をその時間にしたがって分類する.膨大な資料を時間の順に展示したり,組織化したりすること,発生した時間を使うことで,私たちは必要な情報とそうでないものとに明確な区別ができる.
 
 
 :カテゴリー(Category) | 
 問題の性質によって,まとめる方がよく理解できることが多い.スーパーマーケットの商品棚は,商品の性質によって食品,飲み物,日用雑貨などのように分けられている.また,美術館の展示は,絵画,工芸の別にそれぞれをさらに水彩画,油絵,パステル画とか,陶芸,七宝,木工,ガラスなどに分類される.そうすると,自分の興味のあるカテゴリーについてだけもらさず全てを鑑賞することを心掛ければいいことになる.
 
 
 :階層順序(Hierarchy) | 
 この基準は,小さいものから大きいものへ安いものから高いものへ,あるいはコントロールをする側から実際の活動を行うものまでを並べる.そうすると,ある観点から見たときの順序が解ったりする.あるいは,コントロール側で必要な情報はなにか,活動の際に必要となる情報はなにかである.前者を有効性とすると後者は能率性ということになろう.
 
 
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